三十路前のサラリーマンが通勤途中で【地下迷宮】に【誘引】された。
携帯が圏外の乗り換え通路を延々と歩いて、三日が経っても出口が見つからない。
そんな初回を乗り越えても繰り返し起こる【誘引現象】にタバコさえ不味く思いながら、彼は変わらない日常
を過ごそうとする。
しかし、【地下迷宮】で帰ってこない同居人の手がかりを見つけてしまい…………
※以下、注意的なこと
だいたい一話千文字くらいです。
魔物は出てきません。
人が死にます。
残酷な描写、犯罪を想起させる描写があります。それらを示唆、助長するものではありません。
この作品はフィクションです。名称や現象、理論など事実とは用法や理解が異なる場合があります。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-03-13 02:00:00
120842文字
会話率:19%