幽霊になった僕は退屈な生活を送っていた。
つまらない映画や芝居を観たり、意味もなく空に漂ってみたり。
誰ともコミュニケーションの取れない生活は甘い霞を吸っているようで、どうしようもないほど空虚な日々だった。
そんなある日のこと、僕はひ
とりの女の子の姿を見かける。
僕が幽霊になった理由であり、僕の命を犠牲にして助けた女の子の姿を——。
※この物語は、法律・法令に反する行為を容認・推奨するものではありません。本作品には犯罪又は自殺を誘発・助長・ほう助する意図は一切ございません。
※この作品は「カクヨム」にも掲載しております。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-18 00:10:00
10465文字
会話率:11%