極寒の冬のある日、国王である父がシルヴィアの婚約を他国の王子と結んだと言い残し死んでしまった。
国王亡き後、シルヴィアは女王として魔術師の国を支えることになる。
シルヴィアは結婚さえも政治の手札の一つと考えていたものの、既に決まった婚約をひ
っくり返すことはせず、やってきた婚約者を受け入れることに。
そうして、やってきた王子は何故か好意的で、彼の行動により、シルヴィアの心はかき乱されていくことになる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-28 12:03:22
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会話率:50%