ショートショートです。噓発見器がまだ存在していない昔の話。嘘を見破る装置の開発に乗り出した刑事と科学者。何度となく壁にぶち当たるが、それでも2人は諦めなかった。嘘発見器の完成は犯罪のない明るい未来への足掛かりになるかもしれない。諦めるわけに
はいかなかった。開発に乗り出してから12年の月日が経ち、ついにその時が来た。嘘発見器の試作機が完成したのだ。刑事と科学者が実験台となり実証実験が行われた。だが嘘発見器を作った彼らは嘘付きだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-08-24 12:49:09
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会話率:67%