都内の大学の軽音楽部の部室で、床に散乱したケーブルを整理していた高木は、同じサークルのサクラから「私の部屋のケーブルも整理してほしい」と頼まれる。
その後の素晴らしい展開を期待して、高木はのこのことサクラの部屋について行く。
彼女の部屋は大
学から歩いてける距離にあった。
サクラの部屋の中はカオスだったが、高木はすべてを都合よく解釈し、部屋の片づけに精を出す。
片づけを終えた高木にサクラは思描けないことを言う。「高木君なら大丈夫だと思ったけどやっぱりダメだった。私、男の人の声が怖いの」
サクラの部屋を後にした高木は、彼女の言葉の裏に潜む様々な可能性を考えながら、ぶらぶらと歩いて東京メトロに乗る。
同じ車両に乗り合わせた三人の女子大生が大きな声で会話をしていた。向かいの席では幸せそうに眼を閉じている男がいた。高木はこの男に見覚えがあった。
この後、高木はこの男が通りがかりの男たちにボコボコにされる姿を見ることになる。
男がなぜそんな目にあうことになるのか、サクラに「男の人の声が怖い」と言われたおかげで、高木には完全に理解することができた。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-17 22:12:45
8754文字
会話率:10%
※本作は以前私が執筆した『幸運の女神』の続編になります。
あの冬の日、朝の電車で見かけていた”幸運の女神”に声をかけて以来、彼女と同じ車両に乗り合わせることはないまま、春が訪れた。
最終更新:2020-09-12 23:54:40
1756文字
会話率:18%
大好きだった先生と、同じ車両に乗り合わせた。
最終更新:2020-04-11 17:15:06
2260文字
会話率:15%
私は通学電車に揺られながら学校に通う女子高生17歳。
同じ電車に同じ時間同じ車両に乗り合わせてくる彼の事を好きになる。
スーツ姿の20代後半ぐらいの彼との恋はうまくいくのか......?
最終更新:2018-01-24 03:00:00
1606文字
会話率:20%
毎日、私と同じ車両に乗り合わせる女性。その女性に好意を持つあまり、私はある過ちを犯してしまった。
最終更新:2012-09-21 00:07:29
1484文字
会話率:19%