地球での討伐不能王の討伐実績。
異世界での魔王連合撃破、蟲星解決の実績。
数々の実績を持って向かうは新たな異世界、などというのは嘘偽りだ。
偉業に対する報酬にしては過酷な、大きな太陽が昇る黄昏世界で遭難する羽目になった主人公。
受難の中
でも彼はきっと誰かを救うのだろう。
……馬鹿馬鹿しい。
惑星表面に生きる程度のタカが一生物ごときが、よくぞほざく。
救えるというのであれば、救ってみよ。
既に私は黄昏だ。
もはや全てが手遅れだ。
それでも挑むというのならば、その果てに絶望しながら燃え尽きてしまえ。
前々作「魔法少女を助けたい」
前作「誰も俺を助けてくれない」もどうぞ!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-22 02:56:28
599321文字
会話率:41%
友人作家の設定を借りた小品。現代に残る古武道の素晴らしさを盛り込んでます。クリスマスにカリフォルニアから帰ってくる恋人の林太郎と会うのを俺は楽しみにしていた。しかし、林太郎の祖父は400年の歴史を持つ新陰流の師範であり、その祖父から印可を受
けて欲しいと言われた。老年の祖父の頼みを断れない林太郎は、クリスマスの前の休暇を新陰流の修行に費やし、印可の日を迎える。そこには若年の林太郎を認めないという古参の弟子達が待っていた。作者の長年の柳生新陰流の研究を元にした「真の武道」の姿を描きます。斬り合いを描くのにいい加減な表現はしてませんので、古武道をもっと知りたいという読者にも向きます。なお、この物語はフィクションであり実際に存在している柳生新陰流とは関係有りません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2009-12-11 23:10:38
6964文字
会話率:30%