西暦2215年の未来。
地球人類は人類史上初の対異星文明からの敵対的コンタクトを受けていた。
アンインバイテッドと呼称した敵性異星文明に対し、拙い宇宙戦力を集結し対決した人類は、一度目の大規模戦闘で、彼我の技術力格差を原因とする多大な
被害を被りながらも、敵機を鹵獲し、その技術を転用して、宇宙戦力の早期増強を図ろうとしていた。そして、その技術を用いた最初の宇宙戦闘機の配備を機に、反転作戦を計画する。
それは敵戦力から奪った可変機能を持った人型と航空機形態を使い分ける、ナイトラインと名付けられた友人戦闘機4機、電子戦を専門とする、グランカイトと命名された無人宇宙早期警戒機1機による部隊による、切込み作戦であった。
そのナイトラインと呼ばれた戦闘機は、敵機の技術をベースとして開発されたため、地球文明の機体よりも、アンインバイテッドの機体に酷似しており、その中に、無傷で鹵獲されたアンインバイテッド機体が混ざっていても、同型機として扱われていた。
地球がナイトラインとして扱った敵方機体を奪取したパイロット、ジエイ=カーソン。
彼は、その機体を別の名で、呼んだ。
レスティーヴァ。それが、アンインバイテッドから鹵獲した、機体の機種名であった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-05 20:00:00
100318文字
会話率:39%
記憶を失った少年、ミハイルは唯一縁のある自身の親ともいうべき存在のキールにある民間軍事会社(PMSC)に預けられた。自身の記憶を取り戻したいと願うミハイルは、いつしかそこで人型機動兵器"ロード"のパイロットとして日々を
過ごし始めていた。
ある日、初めての宇宙空間での仕事で所属不明、出自不明の機体が襲われているところに出くわしたミハイル。そこから彼の運命は動き始める――折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-04-06 18:54:22
200182文字
会話率:35%
突如、星に宇宙からの侵略者「デザイア」が襲来した。
十二の種族の住む星、[イストレリィア]の陸地の大半はそれらによって、占領された。
それから二年後。生き残ったとある少女、衣姫結は友と世界解放機構ヴァルキュリアスに
入り、デザイアの根絶を目
指すことになった。
デザイアに有効な武装を搭載するパッケージを纏い、デザイアを徐々に倒していく。
その間いろいろ、そういろいろなことが……。多くの種族の者と関わりを繰り返し、その趣味などいろりろ見ることに……。
そこまで重い話は意識していないので基本的に軽い感じです。たまにシリアスな場面もありますが。
たくさんのキャラクター、種族、メカを登場させています。
途中で機体や敵の解説を上げることも予定しています。
読んでくださると嬉しいです。
初心者なので、至らぬ点もあると思いますが、修正していくようにします。
コメントを頂けると幸いです。
登場する機体群は敵であるデザイアと、その他艦艇などを含めると百種以上になります。
全てを出すかはまだわかりませんが、極力出すようにしていきたいと思っています。
可変機体、可変艦艇、巨大物体などいろいろあります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-12-10 23:51:24
236873文字
会話率:35%
大日本帝国が大日本共和国連邦と国名・方針を変え、開戦間近だったアメリカとの戦争が行われなかった世界。 大艦巨砲主義が未だに発展し、人型機動兵器《騎甲戦車》が地上の戦場を闊歩する様になり、戦乱の世となってしまったその世界の片隅で、日本は束の間
の平和を謳歌していた。国防大附属高校に通う少年、有本 僚は横須賀で行われる観艦式を見学しにきたが、ロシアからの脱走兵やそれを追撃しにきた部隊が起こした騒乱に巻き込まれてしまう。 成り行きで知り合うことになった元ロシア軍女性《騎甲戦車》パイロットのクラリッサと共に近くのドックにて入渠中だった戦艦《信濃》に避難する。だが《信濃》は現在、対空火器が補給不十分で使用不能な中、対艦用の砲弾しか補給が完了していない副砲で航空機を相手に戦うしかなかった。その艦内にて、欠陥機としてお蔵入りになりかけていた試製の新型戦闘機《零》に、なし崩し的に僚は搭乗、戦闘に参加することとなる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-01-02 15:11:27
174704文字
会話率:35%
いつかの未来。科学技術はさらに発展し、ついに水だけで原子力をも遥かに超える動力技術が確立した。水の物価は急激に高騰し、ついには国家レベルの奪い合いの戦争が始まった。
核攻撃では水が汚染されてしまうため、力ある国は水だけで動く可変機構を搭
載した戦闘機『スカイギア』を発明した。それにより戦争は加速。水を巡る争いは熾烈を極め、ついには地球から海さえもなくなってしまう。
それにより地球の表面温度は急激な上昇。ついには人の住めない環境になってしまった。
苦悩の末、人類は残されたわずかな水と、それをやりくりする術を抱えて、空へと逃げた。
奪い合いは今もまだ続いている。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-11-08 00:05:49
22455文字
会話率:42%