その日、クトゥルフの神々は侵攻を始めた。
かつての恥を雪ぐべく、人類を滅亡させ、地球を手に入れるために。
イースの偉大なる種族の元に武器を作り、古の者どもを引き連れ、旧支配者は群れを成した。
銀色に輝く宇宙船は月ほどの大きさもあり、
外なる神はその船に呪わしき祝福をした。
地球の命運に、終わりを告げる為に宇宙の隅々から侵略者が押し寄せた。
そして、地球への侵略は一日で失敗した。
古代エジプトの神メジェドの目から出たビームは、一瞬でクトゥルフの神々を打倒した。
それを目の前で見ていた埼京線沿線に在住の青年、高倉・健は、メジェドと共に暮らすことになった。
メジェドの生贄として。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-03-21 20:14:22
4660文字
会話率:16%
1925年3月、沖縄北部でその事件は起きた。化け物が住むと噂される漁村宇賀那(うがな)、その周囲の村が次々に何者かに襲撃されたのだ。事態を重く見た軍は部隊を派遣するが、そこで彼らが見たのは魚と人間とカエルを掛け合わせたような不気味な怪物の
大群と、悍ましい不定形の塊だった。化け物たちは軍に容赦なく襲い掛かる。さらに事件の裏側には、太古からの恐怖が隠されていた。出撃した日本陸軍部隊の運命は?
クトゥルフ神話と言うよりは架空戦記、戦闘がメインです。人間と神話生物が正面から戦う話なので、普通の神話作品が読みたい方にはお勧めできないかもです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-06-07 21:49:55
121952文字
会話率:38%
古の者たちが住まう国、アインハローツ。ここに住まう住人は、彼らを猫と呼び共生することで生を得てきた。彼らにとって猫はよき隣人であり、守護者である。
そこに住まう住人たちと、猫たちの縁と絆を紡ぐお話。
一章婚約破棄編
最終更新:2016-04-07 19:37:48
14843文字
会話率:38%
私が浅黒い肌の男からフリーマーケットで買った手記には恐るべきことが書いてあった。
最終更新:2016-01-10 17:15:18
2876文字
会話率:7%