数百年に一度現れるとされる『魔王』。それは人々の恐怖の対象だった。
何度討伐されようとその魂は巡り巡ってまた新たな主を見つける。
世界で唯一漆黒の髪をもつ人間、『魔王』。その魂の数百代目の主に選ばれたのは一人の少女。静かな農村で暮らす、
ただそれだけを望んでいた心優しき少女は帝国の非情な判断と悲しき運命を知る。
守りたかった人がいたから、大切な人がいたから、自分の無力が許せなかったから、少女はあえて牙をむく。
漆黒の魔に愛された少女は何を思うのか。
一応残酷な描写ありではありますが、ほぼないに等しいので(保険でつけているだけなので)苦手な方も是非。
のんびりまったりな亀なみスピードな更新ですがのんびり見守ってくださるとありがたいです。++++2014/6/20現在更新停止中。詳細は同日活動報告に。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-04-01 01:04:18
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会話率:39%