彼はこの世に生れ落ちたその瞬間からある力をその身に宿していた。
そして、それ故に彼は生まれながらに罪人だった。
「そんなにも俺が疎ましいなら、生きているだけで罪だというなら、俺はこの力で旅立とう」
自らを魔力へと変換し異世界への転移を果
たした彼だったが、何故かその体は少女のものだった。
一つの身体に二つの魂、これはそんな奇妙な少年少女の物語である……筈でした!
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こちら長編を書こうとした結果途中で投げた物の残骸となっております。
一応、序盤の一区切りまでは書いていたのでそこまでを今日中に全て投稿しておこうと思います。
その為推敲等をしていないので誤字脱字、無理のある展開、矛盾、作中キャラの性格の変化など多々あると思いますがどうかご容赦下さい。
反響が大きい場合はもしかしたら手直しの上連載するかもしれませんが……まあまずそんなことはないでしょう!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-05-24 21:00:00
25495文字
会話率:56%