ラライヤ・ハンダルは、元『剣姫』と呼ばれていた冒険者であった。愛しい人との子を産み、育て上げ、子供が成人したのだからと暇な身になった彼女はもう一度冒険者やろうかなと足を踏み入れた。……だが、四十歳になりかけというおばさんになっていたラライヤ
のことをとある冒険者ギルドが門前払いをする。どうしようかと頭を悩ませていたラライヤの視界に孤児院が目に入る。―――じゃあ、孤児院でもしようかなとそんな思いにかられてラライヤは孤児院でもすることにした。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-03-17 17:30:42
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