Sランク冒険者ですら一日と生きていけない【荒れ地】でエルフの師匠に育てられた俺はある日「好きに生きなさい」と言われて師匠に捨てられ、一人置いてきぼりにされる。
じゃあ好きに生きてやるよ、と俺は金持ちになることを決意して、ある話を思い出した。
かつてミスリルを手に入れようと鉱山に踏み込んだ連中がいたが、結局一番儲かったのは鉱山に入った奴ではなくそいつらにツルハシを売った連中だった。
じゃあ、冒険者相手なら冒険者の道具を売った方がよくねえか?
ダンジョンには百年以上前から冒険者が潜り死んできたという。
じゃあその装備品やら宝やらなんやらを探し出して売り払おう!
最下層まで潜って!
そんなことをしてたら、なんか魔物を倒さず遺品ばっかり漁ってるって言われて冒険者から嫌われまくってるんだけど、なんで?
俺、魔物倒してんだけど?
その遺品も宝も、最下層まで潜らないと回収できない物なんだけど?
なんなら俺以外回収できないんですけど!!
※カクヨムにも投稿しています
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-11 12:09:10
109233文字
会話率:33%
文明滅ぼす害獣・魔物が跋扈する世界にて、人々は剣と魔術を手に魔物相手の生存戦争を何百年も続けていました。バッカス王国に暮らす元孤児のセタンタは、若干15歳ながらも冒険者として活躍し、世界を救うべく――戦ったりはせず、ギルドの依頼報酬や解体
した魔物の部位売買で稼ぎ、その日暮らしの生活を続けていました。そうしなければ世界以前に自分が野垂れ死んでしまうのです! 時に卑怯に、時に勇敢に冒険者稼業を続ける少年冒険者の生活を追う冒険者ルポ物語。 (カクヨム同時掲載中)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-07-18 20:15:22
1704443文字
会話率:50%