辺境伯爵令嬢のクルミは、代々引き継がれてきた妖精使いの職を得る為、
王立妖精使役学園に在学。しかし三年経った今でも使役妖精はおらず、ランクなしのまま。期待を寄せていた両親にも勘当状態。そんなある日、幻の妖精召喚指南書が学園の外れにある廃塔
に隠されているらしいという情報を得て、百年以上放置されている立ち入り禁止区域の廃塔に足を踏み入れた。
結果、幻の指南書は手に入れられなかったが、妖精の代わりに悪魔を召喚してしまい「ご主人様の魔力は、悪魔寄りですけど?」といわれてしまう。
妖精使いを目指していたクルミにとって、この悪魔召喚の大誤算。それに加えて自分の魔力の悪魔寄りについて紐解いて行く、ちょっとラブコメ冒険譚。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-13 03:14:53
20793文字
会話率:45%
女神信仰のある国。
十年に一度の祭りが三回重なる時、同じだけの期間平和に過ごせるように、一人の巫女を生け贄にすることが決まっていた。
女神は自分の結末が見えていた為、男装して愛情を持たないように気を付けていた。
その女神の前にガサツな雄々し
い王が現れる。
未来がない状態、閉鎖的な神殿に閉じ込められていても、普通に過ごしている美しい女神に一目惚れをした王が、生きる楽しさと、自分と長く過ごして欲しいと願い求愛する物語。
この作品に出てくる女神付(召喚士)と妖精(転移させられて人間から使役妖精になる)の番外編も後日追加予定です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-06-29 19:12:41
24980文字
会話率:39%