ヴァールベルン帝国の辺境で生まれ育ったセラは、10歳を迎える年の春に少し年上の幼馴染の6人達と一緒に冒険者に成る為に『迷宮都市』『冒険者の街』として有名なラオルスクへと赴いたのだが、迷宮へと潜る事に最適な6人組みパーティに対する扶助制度を受
ける為に幼馴染達はセラの事を置いてきぼりにして冒険者登録を済ませてしまう。
その事で幼馴染と決別したセラは扶助制度の対象外となるが、ソロで冒険者となる事を決意する。
これは、回り道をしつつも冒険者としてゆっくり成長してゆくセラの物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-05-07 21:04:02
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会話率:61%