ある所に『逆さ虹の森』と呼ばれる森がありました。
旅人が興味半分で森の近くにある村に訪れて村人にたずねると、そんな話は初めて聞いたと言います。
旅人は不思議に思いながら『逆さ虹の森』に入りますと、木の根の下に傷ついたキツネさんが倒れていまし
た。
旅人が介抱しようとしても、キツネさんはまったく受け取ろうとはしません。すると、キツネさんはこの森の昔話を話し始めました。
それはとても不思議で、とても現実離れしていない話でした。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-12-24 16:51:11
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会話率:36%