野球の好きな三つ子の兄弟。
一番上の兄はキャッチャーの深見和一、真ん中は右腕投手の深見慎二、一番下は左腕投手の深見幹也として三人は活躍していた。
小学六年生の時に夏の大会の決勝まで進み後一つ勝てば優勝というところで事故に合い三つ子の兄弟は慎
二を置いて二人死んでしまう。
残された慎二はその現実を受け止めるのに何年も時間がかかった。
しかし唯一の繋がりと思えるような野球はずっと続けていた。
そんなある日ある高校からうちに来ないかと誘いを受け、悩んだ末に行くことを決意。
入学を決意した日に懐かしい二人の声が聞こえた...。
止まっていた兄弟の時間が再び甲子園という目標の中で動き出す。
* pixivに少しの間投稿したのを改稿し新たな話を付け加えた物です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-09-15 12:00:00
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会話率:57%