「この場をもって、婚約を破棄する!」
王宮主催の夜会の会場で声を張り上げるのはわが婚約者さま。
ダンスも誘わずに、何をやってらっしゃるのかしらね?まあ、誘われないだろうとは思っていましたけれど。
というか、なぜ貴方は妹の腰を抱いてらっしゃ
るのかしら?
「私はこの可憐で公爵家に相応しい彼女に公爵位を継いでもらい、その夫となることにしたのだよ!もうこの件は公爵閣下もご諒承済みだ!」
……ん?わたくし、諒承なんてしておりませんけれど?
というか「公爵閣下」って、もしやあの入婿の、当主である母が亡くなってからわたくしが公爵位を継ぐまでの「代理」のことですか?
アレには公爵家の血は一滴も流れておりませんし、アレとその愛人の子であるその娘も同様です。公爵家を継げるはずなどありませんが?
そう教えて差し上げると、彼は驚いた様子で妹を見やります。
ははあ、さてはこの子から嘘を教えられて鵜呑みにしましたわね?
「ど、どういうことだ?君は姉さえ排除すればそれで終わりだと、確かにそう言ったではないか!」
狼狽えて声を荒らげる彼に、妹は満面の笑みを浮かべたままで言い放ったのです。
「わたし、そんな事言いましたっけぇ?」
◆ありがちなテンプレ展開から予想外のラストへ飛び去る全6話。だいたい1万5千字程度です。
4月公開予定で書いてましたが、書き上がっちゃったので。毎日投稿します。
◆途中、具体的には第2話が超胸糞展開ですのでご注意下さい。ただし最終的には甘々幸せハッピーエンド確約です。
◆例によって設定を作り込まない書き捨てのお話なので固有名詞がありません。悪しからずご了承下さい。
なおタイトルも仮題です。変更するかも知れません。
◆この作品はアルファポリスでも公開します。カクヨムはまだちょっと未定です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-19 20:00:00
13875文字
会話率:38%
五円玉、げどー、よしけーさんの3人で書いたリレー小説! とある冬の町で少年が出会ったのは、1人のカワイイ女の子で・・・! いい年したバカな男達が深夜に狂ったテンションで一気に書き上げた、超ラブコメ物語・・・です、多分。
最終更新:2013-02-27 23:55:33
3968文字
会話率:31%
同じ学年で隣のクラスの瀬尾涼に恋をしているいたって普通の女子高生 白石瀬奈。
だがある日交通事故にあってしまう。そして目覚めた場所は戦争後の町。
そこにはセナと同じようにわけも分からず集められた7人。
その中で同じ16歳の宗行陽と2人で敵へ
と立ち向かって行く。
私たちが戦わなければいけない理由とはなにか?
この7人が集められた訳とは?
そして惹かれあっていくヨウとセナの未来は!?
すべてが分かる予想外のラストが。
16歳の戦争が今 始まる。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2011-11-03 20:34:09
2760文字
会話率:23%
きっかけは一匹の小さな蜘蛛だった。鬱陶しくなって追い出した蜘蛛が、まさかあんなことになるなんて――。『ドラゴンねえちゃん』の作者・SAI-Xが書き下ろした読みきり小説! 予想外のラストを見逃すな! ※蜘蛛が苦手な人は閲覧のさいに細心の注意を
払ってください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2011-04-19 19:57:18
4103文字
会話率:41%