これは、『愛』の強さを知る物語だ――
『眠れない四年間』と呼ばれる最悪の時代があった。
『大量無差別殺人事件』。
突如と現れた『恐怖』は、日本という島国を襲い、あらゆるな殺人方法で人々に『死』を与え続けた事件。
その期間、約四年…
…
この事件はいまだに解決していない。だが、『幕は下りた』と政府から宣言された。
宣言から約五年。
とある料理店で働く財峨仁樹(ざいがひとき)は、一つの事件に巻き込まれる。
『連続犯罪者』と呼ばれる無差別事件。
再び『恐怖』という魔物に、自分だけではなく周りの人間が巻き込まれていく。
「大丈夫だ……」
己の胸を強く握りしめ、強くつぶやく仁樹。
「大丈夫、大丈夫」
そんな自分を包み込む、愛おしい人――縁 朋音(ゆかりともね)
五年ごときで終わるわけがない――
『殺人』は石だ。一つ落とすだけで静かな水面に波紋を作り上げる。
決して、最初の状態に戻らないように。続けていくつもの石を落とし続けていく。
石は『殺人』。波は『恐怖』。干渉は『感化』。
では―――――、
その石を〝落とし続けている『存在』は〟―――――?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-13 12:00:00
139918文字
会話率:38%
「たかが、一千万ごときで叩き売ったことを後悔させてやる!!」
真歴20XX年。
東の日の国にて、三百年振りに新しい魔法属性が誕生した。
魔法属性――『愛』
魔法属性『愛』を持った少女、流々宮ハルル。
彼女は今日も僕、スイン・月
詠・アストラを傍らに
学園を中心に、『愛』というものについて学んでいく―――
……と、カッコいいこと言ってますけど、いつもトラブルを起こしてしまう!
黙っていれば、『深窓の令嬢』!
黙っていれば、『爽やか紳士』!
だけど、得意武器は釘バッドと暗殺武器♪
誇り高く、強く生きようと頑張る彼女と近くで微笑む腹黒紳士は
今日も不義に正義の鉄槌を下しにいく!
ドタバタ学園ファンタジーをどうぞよろしくお願い致します!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-04-20 07:00:00
35785文字
会話率:48%