「生きるのに疲れました。だからちょっと私の話に付き合ってください」
彼女はそう言って、にこりと笑った。いやいや、疲れてる人って、そんな風に笑ったりするものなの?
疑問に思いながらも、僕は結局、唯一の美術部仲間である星野さんの話に付き合う
。断ってギスギスしたくないし。
星野さんと松田くんによる、生死を掛けないけど本人達にとっては大事な話……に、横槍を入れる話。
◆基本、一話完結モノです。ただし、一話が長い場合あり。
◆不定期更新です。一話分、思いついたら投稿します。
◆黒星は終了の合図です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-01-30 12:00:00
22753文字
会話率:51%