神童と呼ばれた幼馴染クロス=リベールのそばにいてあまり目立たない黒髪の少年、ギル=クロウフォードはクロスのせいで騎士育成学校アルファードに入学する。そして1年生の野外訓練、4人1組のパーティーで森で魔物を狩る訓練だった......
野外訓練
が始まって数十分そこに居たのは1匹の銀色のドラゴン。パーティーを撤退させるべく時間を稼ごうとするクロスは果敢にもドラゴンに攻撃を仕掛ける。だがドラゴンには傷ひとつついていなかった。ドラゴンがクロスに攻撃を仕掛けようとして、爪を振りかぶる。その爪が下ろされて、クロスに迫りクロスにあたる寸前でドラゴンがクロスの前から姿を消した。左右どこを見てもドラゴンの姿は見えず上をむくとそこには先程まで目の前にいたはずのドラゴンが...
「グワァッ!?」
そう言ってドラゴン自身も困惑の表情を見せる。
ドラゴンがいた場所を見るといつも隣にいた幼なじみの姿があった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-07-16 03:35:15
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会話率:57%