主人公は木橋敦(こばし あつし)。大学生。
彼の元に、ある日小包が届けられる。それは母親から届いたキャベツで、他に食べるものがなかった敦は、生のままバリバリと食べた。朝食を買ってきた友人の野田成(のだ なり)にからかわれながらキャベツを食べ
ている時、木橋裕子(きはし ひろこ)という女性が訪ねて来る。
実はその荷物は裕子が自分の弟の敦士(あつし)に宛てて送ったはずの荷物で、間違えて配達されたものだった。
そしてそのキャベツにはある特性があり、それによって起こった体の変化を治すために、敦と成は生産者の元へと向かう。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-06-03 22:11:14
64814文字
会話率:50%
僕――木森 草樹(きもり そうき)――は六年間の入院生活の末、生を終えた。
魂が身体から離れ、天へ昇っていく最中、謎の叫び声が響く中で僕は神様に釣り上げられ異世界への転生を告げられる。
紆余曲折の末僕が転生したのは、樹齢五千年を超える大樹で
した。
その世界で世界樹と呼ばれる大樹となった僕は共に生きる精霊と二人で世界を育み、見守り、長い長い時を生きていくことになった。
初投稿となります。お気長にお付き合いくださいませ。
投稿前に見直しはしていますが、誤字脱字やおかしな表現があればご指摘ください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-09-29 15:18:32
88306文字
会話率:35%