ある夏の夜。
失業中のプロレスラー、北滝 悠斗(21)は、八雲 紫の手で、忘れられた者の楽園、『幻想郷』に入る。
幻想郷に住む者として必須の条件である『程度の能力』を所持しない彼は、楽園と言いつつとても厳しい環境である幻想郷を、己の肉体
の強さだけで生きていく事になるが、その一方、他の住人の程度の能力が使えなくなるという前代未聞の事態が起こり…
この小説は、4の倍数の日の23時に更新しています。ゆっくりしていってください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-04-12 23:00:00
42936文字
会話率:60%