――ショタのために死ねるなら本望。後に彼女はそう語った。
敬虔なショタコンである私、こと東雲 鈴は、今日で十六歳の誕生日。いい日になる予感、だったんだけど。
目の前で弟分の子が刺されそうになったので咄嗟に庇って――刺殺されてしまった。
……はず、だったんだけど。
なぜか目が覚めた。そして、私の目の前には理想的なショタがいた。
えっ、純粋な人間が絶滅寸前? 神様の寵愛? っていうかここは異世界? そして私は生きてるの!?
まあとにかくショタが私を必要としてくれるんだから、一緒にいるしかないよね!
そんな、神様に寵愛されたショタコンによるあんまり優しくない世界での珍道中。
カクヨムにも掲載してます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-12-01 20:30:09
85668文字
会話率:45%