とある国のとある町で、二人の男女が結婚の運びとなった。彼らは幼い時に深く思い出に残るような出会いをし、プロポーズの仕方も物語のようであったことから「運命で結ばれた二人」とまで言われるようになった。
…しかし二人だけが知っていた。この話には、
裏があることを―――
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この話は素敵な出会いのように見えた二人の出会いは、実は偶然じゃなかったという話です。基本二人が交互に一人語りをする形式です。多少読みにくいところもあると思われますが、ご了承ください。短いです。雰囲気は基本背景が中世で所々噴水などの中世になさそうなものや文化等ありますが、ゆるーく流してください。
*運命で結ばれた云々の所は、作品の本文には出てきません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-06-06 22:00:00
5167文字
会話率:29%