光の皇帝の33番目の息子、朱棒は、幼児ながらに杜子春伝を聞いて恐怖した。
お金をなくしてしまうと、誰も相手してくれなくなり、路頭に迷ってしまうのだと。
いつか来るであろう皇族からの追放と金が尽きて困窮状態になることへの恐怖を克服すべく、自
立のため冒険者になろうと決意し、頑張る物語。
※中国の古典『杜子春伝』には、TS転生出産描写があります。
冒頭部分で少し紹介していますので、苦手な方はご注意ください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-01-23 10:41:22
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会話率:16%