俺には未来が見え、幼なじみがあと一週間で死ぬと解ってしまった。
だが、今まで試してみたことでわかることから未来を覆すことはできない。
そんな俺は幼なじみが好きだった。だが、彼女が死ぬ場面で俺はいない。それでも、俺は見届けられるはずもな
い最後を見届けようと彼女が死ぬ当日に駅へと呼び出すのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-11-10 19:42:25
4882文字
会話率:21%
「君は一週間で死ぬ。それまでの監視、及び死後の魂の回収をしに来た。」
病院の一室。アルビノの少女は不思議な雰囲気を纏う自称死神の男性と話していた。
ヒステリックな母、前科持ちの姉、性暴力を振るい続ける父。自分の心を殺し続けて来たお人形は、
皮肉にも余命が近づいたことで生きていた実感をするようになる。
「人間、お前にとっての幸せはなんだ?」
この質問の期限は一週間。
貴方ならどう答えますか?
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-07-03 22:21:44
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会話率:23%