時は一九四五年のガダルカナル島から物語は始まる。
一九四五年の八月二十三日、ガダルカナル島で約三パーセントの一木支隊の生き残りの一人の中尉、川梨丈米は食料と水を求めながら、夕日の海岸線を彷徨っていた。そこで丈米は少しした所で村を見つける
。そこで一人の日本人に出会い、食料と水を分けてもらう。そこで日本は負けたと村の日本人から丈米は聞かされるのだった。
丈米は島の飛行場から京都舞鶴飛行場へ向かい、そこに着き戦後の街をみて絶句した。しかし恋人えりとの間に子供が生まれ丈米の心や日本は活気づいていくのだった。
現代では母を癌で亡くした内伏ゆり、兄優斗、父賢哉の三人が京都舞鶴のマイホームに住んでいた。
ゆりは生前の母から「強くなりなさい」と約束され、それを叶え、心身共に強くする為に陸軍に志願した。それから厳しい訓練が前後期と続く。まもなく日本は戦争に巻き込まれ、それが大きな戦争になろうとは誰もが予想だにしなかった。ゆりはゆりの友達、今では戦友を戦争の過程で失ってしまうのだった。
やがて戦争は終わり、身寄りが無くなってしまったゆり。だが何かを失うことによって何か新しい出会いがあることを自覚したゆりは、戦後陸軍から足を洗い、アニメ会社に就職する。ゆりは今までの梓き経験があったからこそ戦後の日本と世界は再び活気づいていくのだった。折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2025-05-29 09:50:55
44529文字
会話率:51%
昔、日本はアメリカと戦争をしていた。
いろいろな場所で悲惨な殺しあいがあり、たくさんの人が死んだ。
南太平洋の小さな島 ガナルカナル。
東西約120キロメートル、南北に約50キロメートルほどのこの場所でも二万人以上の日本人が命を失ってい
る。
これは、その戦いのほんの少しの物語。
* これは事実に基づくフィクションです折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-08-23 12:00:00
46172文字
会話率:35%