結婚して三年目とちょっと。子供はなし。突然夫に外食に誘われた。一月三十一日という何でもない日に、なぜ?――もしかして……浮気してる?
最終更新:2017-01-31 20:00:00
7297文字
会話率:34%
入学式初日の日。川で溺れていた桜木雲雀は新戸優一に助けられた。
それを機に彼を気にし始めた桜木は秋の夕日が綺麗なその日、屋上で彼に想いを告白した。
‥のだが、桜木の素性を知っていた優一からの返事は残念なもの。
涙を流す桜木を背に去
る優一だったが、そこに一通の電話が掛かる。
その電話とは優一の友人、和明からの自慢の電話。自分に彼女ができたがお前はどうだ?と、そんなもの。
和明とは幼い頃から何かと競い合ってきた仲。優一はついつい見栄を張り、いもしない彼女が自分にもいると宣言してしまう。
だが、和明は信じていない様子。その為か彼は証拠の写真を提示するよう優一に伝える。
今更手を引けない優一は彼のその提案にまんまと乗っかってしまう。
電話終了時。優一は焦りに焦る。優一には彼女は勿論。そのアテもない。
そこで目に入ったのが桜木の姿。桜木の姿は見た目、超が付く程の美少女。それに文武両道の超人。何も知らない人間であれば桜木は誰もが欲する理想の彼女。
そうと決まれば即行動。優一は桜木との交際を始めることとなった。
桜木雲雀という見た目、美少女。だが、その正体は母親の霊を追って女装をし続ける少年。そんな彼と優一は付き合うこととなった。
が、しかし。桜木との交際を始めた彼に訪れていた学園生活は彼が送ったであろう平凡で日常的なものとは掛け離れたものに変わってしまった。
それでも関わってしまったからには手は引けない。優一は桜木達と狂った青春を正しいものにする為、目まぐるしい青春を今日も送り続けるのだった。
一月二十五日、第一章完結。
一月三十一日(十三話)から二章となっています。
五月十六日 第二章完結しました。
週一の投稿を目指したいと思います。感想。コメント。評価。ポイントなど、どしどし募集です!
深い意味はないですが 題名変えました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-10-15 21:00:00
491602文字
会話率:45%