科学技術が発展し、いくつかの人類の問題が解決し明るい未来を迎えようとしていた人間の前に敵が現れた。
エネミーと呼称されるようになるその敵に人類は数を減らし、居住区を追いやられた。
エネミー対策部隊《ホープ》の訓練生、アレクセイ=小林は仲間が
目の前で食い殺される惨劇を生き延び、同じように逃げた少女と出会う。
彼らは生き延びるために協力することになる。
しかし、彼らは気が付く。
本当の敵は別にいることに。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-25 23:56:24
15717文字
会話率:37%
「おい、契約者。貴様は肉体は女だが魂は男なのよな?なぜそんな妙なことをしておるのだ?」
21世紀、突如として“異世界”による浸食を受けて世界は一変した。世界にはゲームの様なシステムが発現し、異世界によりもたらされたウイルスにより人々は蒙昧
な化物へ変化し、一部は不死へと豹変した。
そして不死へと変貌した人々は異世界に侵食され化物の蔓延る荒廃世界を生きるのがプレイヤー達。
そんなコンセプトのポストアポカリプス×ローファンタジー系VRMMORPG【Nahe Welt】。俺はそんなゲームで褐色筋肉ダルマの女性アバターを使っており、皆からはゴリゾネスと呼ばれていた。
『Nahe Welt』はMMORPGだがソロにとても優しく、プレイヤーを補佐する使い魔が存在している。俺にも当然使い魔がいて、イベントで手に入れた非常に強力な使い魔なのだが、使い魔はペット的なポジションで会話らしい会話はできない…………そのはずだったのが、
ソイツが急にメタいこと言い出した、って言ったら、信じてくれるだろうか折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-26 07:24:40
24104文字
会話率:31%