2度目の失恋に打ちのめされた僕はふと初恋の斎宮キミカを思い浮かべてカーペットに名前を書く。手慰みに星形でその文字を囲っていると描いた線が唐突に光り始める。光の中から現れたのは他でもない斎宮キミカの姿だった。
まったく思いつきの短編。堂
々とラブコメといえるほどライトじゃないかもしれないけど、どうぞ!
カクヨムにも投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-07-29 14:17:24
6328文字
会話率:52%
女心は秋の空と言うけれど、僕の心はまるで冬の海だ。穏やかに凪いでいたと思えば、突然猛々しく荒れ狂う。濃紺が空一面に広がれば、たちまち灰色の雲が陰影を落とす。僕はそれをどうすることも出来ずに、唯々心の赴くままに身を任せるしかないのだった___
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その夏、火薬と友情と、一握りの恋心が空に打ち上げられた。
殻に閉じこもった少年と、向日葵のような少女の青春物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-01-19 20:43:04
9494文字
会話率:45%