高校入学目前で両親を失った少年本郷光輝。1人残される事で絶望している生活能力が皆無な彼は自棄になる。そんな彼に残されたのは両親の残した保険金と思い出の詰まった家のみ。折角受かった高校に行く気にもなれず登校しないで昼の通学路を彷徨うと背後から
声が聞こえる。その声の主は光輝の事を熟知している両親の知人だったのだ。その知人との邂逅が光輝の心に巣食う氷を溶かす希望とならのだった。甘く、可愛いく、儚い、そんな見捨てられない少女と出会って光輝が苦悩を克服する話。そして少女もまた抱える闇を光輝と出会い優しさに照らされて晴らしていく2人のモノクロな世界からの脱却ストーリー。
(注)この物語は登場人物、建物名等架空の物です。それの他にも設定等も甘い所が有るかと思います。何か気になる事が有ればコメントでの質問で可能な限り応えたいと思っております。
(注2)この作品は不定期更新です。もし面白いと思ってくれる方が居たならブックマークをする。それか、再度閲覧しやすくする様にお願いします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-04-10 18:09:26
8367文字
会話率:58%