野崎文音の姉、西沢美夜古は5人もの男を葬り去って、死刑になった殺人鬼である。しかし、その素顔が誰もが認めるほどの優しい人間であった。文音はなぜ優しい姉が殺人を犯したのか、悩み苦しみながら生き続けていた。
そんな時、男子高校生の自殺事件が発生
。単なる自殺で片づけられるはずだったが、文音の友人である久米良明の探偵事務所にその母親から捜査依頼が舞い込んで…。さらにそれは連続殺人事件へと転換していく。
この事件の裏にある真実とは?その先に見えた、美夜古の正体が明らかになる。
小説家になろうに手、久米良明シリーズの第1弾!
以前、投稿していたものを、最初の原稿通りに大幅に改稿しました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-05-01 01:43:06
93380文字
会話率:39%