「余は飼い猫になりたい」
そんな秘めたる願望を持つ、獅子王ベヒモス。
しかし、巨大な魔物である獅子王の望みが叶うはずがなかった。
町行く人々をその凶悪な形相で失神させ、同じモンスターにさえ恐れられる始末。
そんな獅子王が、モ
ンスターテイマー見習いの少女と出会ったことで事態は思わぬ方向へ転がっていく。
「(飼い猫として)余を飼ってくれるのか!?」
「(使い魔として)飼っても良いんですか!?」
勘違いがまた新たな勘違いを生んでいく。
しかし両者にとってはウィンウィンの関係は、やがて二人の名を大きく世界に轟かせるのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-09-08 22:47:36
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会話率:37%