私の婚約者、アリーシャが言った。
この世界は小説の世界で、わたしは悪役令嬢なのだ、と。
そして、ヒロインはマーガレットという女の子で、アリーシャの父が浮気してできた子供なのだ、と。
殿方って皆様こうなのかしら……と、私を見たが。私を一緒にし
ないでもらいたい。男が全員、浮気すると思われるのは心外だ。
※よくある転生物。でも主人公は転生者ではない。
※カクヨムでも投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-15 21:25:54
12359文字
会話率:38%
舞台は魔法学園。
記憶を失って異世界転生したらしい俺、今は銀髪美少女の中にいる。
保護者のようなじいさんに聞いた話によれば、俺は人間じゃなくて神具と呼ばれる武器だそうで、それがバレないように魔法学園の下働きとして隠れ住んでいたんだとか。
魔法のある世界なのか、と観察してみると、この世界はよくある乙女ゲームか何かの舞台のようだ。
悪役令嬢的な位置にいる金髪美少女、その妹の髪の毛ピンクのヒロイン、イケメン王子たち。
色々あって悪役令嬢と仲良くなった俺、彼女と百合展開を望むも、そう上手くはいかず。
ピンクヒロインも狙った通りにいかないことにブチ切れ、やがて邪魔な姉を排除しようとするが――。
※カクヨムからの転載となります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-20 00:00:00
416501文字
会話率:37%
「頭チンパン殿下」と評判のクソ馬鹿王太子トゥール。彼は愛するモモカ男爵令嬢をイジメるレベッカ公爵令嬢に婚約破棄を言い渡して断罪しようとする。しかし、レベッカ公爵令嬢を庇い立てるものが現れ、さらにイジメの首謀者を名乗るものが次々に現れていく。
後世、「稀代の頭クソチンパン王太子」と語り継がれることになるトゥールは、はたしてイジメの首謀者を見つけることができるのか。いざ、究明の時――折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-09-24 21:48:01
8347文字
会話率:21%