文芸部の一学年上の鈴本先輩は、いやな人だった。誰よりも賢く、鋭く、容赦なく、自分にも他人にも限りなく厳しい。そんな彼女と、ちょっとしたきっかけで関わることになった男子高校生・渡井荘介の、ある秋の物語。
この物語には、素人文芸に対して上から
目線で厳しく一方的な意見を吐きまくるキャラクターが主要登場人物として登場します。苦手な方は閲覧をご遠慮ください。登場人物の意見は筆者本人のものとは異なります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-10-04 10:55:39
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会話率:42%