学院の卒業パーティーで、婚約者のフラット王子から婚約破棄された挙げ句に身に覚えのない罪で断罪されたアスタリスク・コンウィ。
しかし彼女は艶然と微笑んで言った。
「悪行? あらおかしいですわね。全く身に覚えがありませんわ。そこまで仰るのでした
ら、証拠を出していただけます?」
アスタリスクはこの日を予測していた。
この日を無事に乗り越えて生き延び、この先も公爵令嬢としての人生を続けたいと願った彼女は、腹心の友と反撃することにした。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-01-17 18:04:00
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会話率:29%