亡き父からサズボーン伯爵を受け継いだエドワードは、三年前偶然領地の森で倒れたメリンダを見つけた。彼女は母親同志の決めた自分の許婚だった。当時は幼すぎる彼女に、エドワードは興味すらなかった。
しかし、その夜十五を過ぎた彼女を見たエドワードは一
目で恋に落ちた。
メリンダは十八を過ぎた年に、許婚がいる事も知らず伯父の手を借り結婚相手を探す事を決めていた。
そのことを知ったエドワードは、直ぐにメリンダを自分の妻にすることを決めたのだった。
しかし、メリンダに纏わる三年前の出来事は偶然ではなかった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-04-17 10:50:50
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