異世界転生モノでデビューを果たした小説家風見文香。
そこそこヒットをとばし、続編の打診があった次の日、異世界に召喚されてしまった。
その異世界は文香が書いた小説の、悪役王子が追放されたあとの時空。
「よくも、よくも俺の人生を!」
怒りに震え
る王子は文香に結末の改変を求めた。
「殺されたくなくば俺を王座まで導け!創造主ならばそれくらい容易いだろう!」
けれど、一度王太子の座を追われ、現在は転生者で小説の主人公である第二王子が王座に最も近い。
「ヒエエ……絵師の腕が良すぎて顔が良い」
「ハァ?」
ことある事に殺すと連呼する悪役王子をなんとか王様にしないと殺される!でも顔が良すぎるので近づかないで!
小説家が創造主として新たな歴史を執筆してなんとか生きて日本に帰りたいと奮闘するお話。ヒエ……顔が良い……
(※ギャグです)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-08-28 16:26:58
22187文字
会話率:45%