こんにちは。私はエミリア・ベーカー。パンが大好き十四歳。見習い調術師です。調術師とは、様々な素材に魔力を加えて専用の鍋で煮込み魔導具を作る魔法使いのことです。ちょっぴり無愛想な師匠のジーン先生のもと、今日も元気に修行中です。しかし、そんな私
の周りにはどういうわけかちょっぴり変わった人ばかりが集まってきて……?
そんなかんじです。
「神が与えたもうた魔力で食うパンは美味いか?」
「はい!」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-24 19:42:39
44313文字
会話率:55%
「食べてくれる人を想って、心を込めて焼くんだ」
下町のパン屋に勤めるパン職人クロエ。
時代遅れの職人と蔑む大型チェーン店に挑む品は、クッソ堅いと評判の伝統のパン「鋼のバゲット」
食べてよし、殴ってよしの逸品を手に、お店と職人のプライドを守る
ため、クロエは心を込めてパンを焼く。
「食べ物を粗末にしてはいけません!」
「ラスクにするから大丈夫」
「そう言う問題じゃねえ!」
若きパン職人が女神様と呼ばれるまでのお話。
※一部暴力表現、性的表現ありますので、R15は念のため付けております。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-08 12:18:13
16518文字
会話率:58%