あの日あの時あの場所で『彼』と『彼女』は出会わはった。
そんなん別段よくある事。運命に導かれてとか、生まれる前から決められてはったとかそんなけったいなもんとは違う、唯の偶然。世の中の半分は男やし、もう半分は女。出会って恋してぶつかって、泣い
て別れて次を見て。そうやって男と女が袖を擦り合せるのがこの世の常。そんな世のちいとばっかし『縁』の強かった『彼』と『彼女』のお話。
ちょっとした思い付きから膨らんだ妄想(?)を形にしてみようと書き始めた小説です。恥筆駄文ではございますが。最後まで書ききりたいとは思っております。御笑読ください。*作品内には筆者の趣味・趣向がネタとして多々出て参りますが、それについての補則は省かせていただきたく、御興味持たれた方は御自身にて御調べいただきたく伏して申し上げます*折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-12-28 07:00:00
18202文字
会話率:41%