夏休み前の教室。突然、神が現れて魔王を倒してほしいと言ってきた。
『あなた方に相応しいスキルを与えます。それと好きなスキルを一つ』
その言葉に僕が選択したのは彼女に危険が及ばないように陰ながら守るためのスキル。決して盗み見てハアハア言う
ためではない!
そして呼び出された魔方陣の上で彼女が言った。
「私だけ? クラスのみんなは何処ですか?」
おい! お前ら何してんだよ! 特にそこの勇者に剣聖に聖女!
「彼女を見守りたいのだ」
ざけんなーー!
こうして彼女が勇者として魔王を倒すのを危険を排除しながら見守ります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-06-29 00:00:00
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