ある朝、妹から受け取ったのは、二丁のモデルガンだった――
入学式の日、突然の雨に降られた秋月日向。
公園で雨宿りをしていると、瞬く間に世界が止まった。
困惑する彼の前に現れる妹。
「お兄ちゃんの中二病は本物だったんだよ。」
彼女から聞か
されたのはそんな言葉だった。
チートなはずの技術も魔術も戦術も、全てが記憶の彼方な日向は
自らの手で傷をえぐりながら今日も魔弾を撃ち続ける。
//更新日は不定です
//カクヨムさんで同時投稿させていただいています折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-10-05 00:52:28
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会話率:47%