その遺伝子に連面と受け継がれている闘争本能。
たとえ個は弱く巨大な敵のエサにしかならないとしても。
命を燃やして巣と女王を守るのが我らの勤め。
たとえこの命が燃え尽きようとも、後を継ぐものたちがいればこそ。
我らは日本
蜜蜂。
たとえ敵が巨大であろうとも、戦わなければ生き残れないのだから。
故に、今日もまた命を燃やす。
それが、未来へ命を繋ぐと信じて。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-16 20:00:00
2710文字
会話率:46%
ハエ。
正直言っていい印象が全く無い連中が、一部では「救世主ではないか」と囁かれている。
というかすでに救世主になっている所もある。
彼らが持つ意外な特性と、その特性を生かした仕事、そして人間との新たな関わりについて書いてみた。
最終更新:2018-01-06 16:09:43
3722文字
会話率:2%
【重複投稿しています】
うっかり人間を刺してしまった野生のセイヨウミツバチのメス(働き蜂)。最期に巣の様子を見届けようと帰途につく。浮かんでは消える記憶の数々に懐かしさを感じつつ、望みが叶ったことの幸福に浸る。しかし不穏な羽音に気がつく。
オオスズメバチだ! 仲間に伝えようともがくが、安らかな死は彼女を闇へとひきずりこんだ。
オオスズメバチのメス(働き蜂)は、セイヨウミツバチの巣を見つけて舌舐めずりをする。秋に備えて獲物を狩るのだ!
人間の男たち(市役所)は通報を受けて蜂の駆除を始める。なんちゃらの秋は、彼らにとってはスズメバチの秋。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-06-18 19:58:34
7599文字
会話率:26%