二人の若者が金もうけのために「善人アプリ」を作った。スマホのカメラを人の顔にあてると100点満点で点数が表示される、といういたって他愛のないものだった。かれらも酒の席での余興に使われることを想定していた。アプリが世に出ると、スーパー善人の
老人が県知事から表彰されるなど、楽しく使われた。しかし、そのうち善人アプリが独り歩きをし始め、企業の採用試験の足切に使われるようになるなど、負の側面が顕著になっていった。そして、ついに殺人まで起こった。さらには、100点満点の男が登場することによって、宗教騒動にまで発展していった。「善人アプリ」が引き起こしたドタバタが描かれている。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-12-24 00:00:00
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