異世界イリステラの土の大地。
山奥の洞穴で足の不自由な母親と二人で暮らしている少年ライは、外の世界には興味を持ちつつも母親の言いつけ通り、外へは一度も行かずに洞穴でひっそりと暮らしてた。だが、ライには夢があった。
洞穴で読書をする日々の
中で、外の世界のいろいろな場所を知り、自分で探検したいと思っていたのだ。今日も日課の家事をしながら、いつものように読書をしていると洞穴の外から客人が現れた。
初めて見る、母親以外の人間に喜ぶライだったが客人はおかしな事を言うのであった。その言葉の真実を確かめる為に、ライは母親に止められていた外の世界へと歩いて行くのだった。
そこで、ライが見たのは灰で埋め尽くされた世界であった。これは、一人の少年が終末世界を歩き、見て、考え、一つの答えを導き出す物語。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-20 14:51:29
132876文字
会話率:49%
ごく普通の平凡で平和な毎日を過ごしてきた市原晴樹。そんな晴樹は、何の変わり映えのない日々に嫌気がさしていた。ある日、幼なじみの綾瀬里香に告白されるが―――《後でまた編集するかもしれません》
最終更新:2011-06-12 15:05:20
24294文字
会話率:39%