理科実験サークルの訳アリ女子生徒ことエミコが、またもや校舎内でゾンビウイルスをばら撒いてしまった……。今度は”安価なドーパミンウイルス”。このウイルスに感染すると、SNSやジャンクフードといった安価なドーパミンをひたすら求め続けるようにな
り、周りに危害を及ぼしてしまう。当の女子生徒エミコが”安価なドーパミンウイルス”をばら撒いた理由も『ウイルスの研究が忙しく、定期試験の勉強に全く手を付けられなかったから、その腹いせ』とのこと。このようにどこまでも自分勝手なエミコ。おそらくタケル自身が教師という立場の人間でなければ、問答無用でタコ殴りにしていたことだろう。
……まあそれはさておき。果たして高校教師のタケルは、この未曾有の危機を乗り越えられるのだろうか?
(登場人物)
タケル :高校教師。訳アリ女子生徒エミコのせいで、
今月の残業時間が200時間を突破し、心身共に悲鳴をあげて
いる。
エミコ :理科実験サークルの部員。ウイルスの製造が趣味
1年B組の生徒 :安価なドーパミンウイルスに感染し、理性を失った人達折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-06 19:42:38
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