桜が丘高校科学研究同好会は今日も科学実験に大忙し。
部長である俺、二階堂木蓮は個性的な部員たちに気苦労してばかりだ。
のんびりふわふわな副部長の鐙千夏。
元気っ子でトラブルメーカー、東雲秋葉。
冷静沈着、チームのクーラー東雲海音。
至って普
通の常識人、臨城勇右。
そして我らが天才こと遠藤スバル。
このような面子だから化学実験で失敗して煙に巻かれたりと失敗もあるが、某日遂に異次元ワープ装置の開発に成功した。
と思いきやまたもやイレギュラーが発生。なんと異次元を通り過ぎ、異世界にまで飛ばされてしまうことに。
部員は散り散りになるし、魔王に拾われるし、更には死亡フラグが舞い踊る。
このどうにもならない詰みゲーを、有り余る現代知識と先駆的研究とチート能力で解決してみせようじゃないか!(主にスバルが)
科学×魔法×異世界レジスタンスの織りなす、ありそうでなさそうな冒険譚、証明開始!!
「全く……どいつもこいつも面倒事ばかり持ってきやがる……」
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-06-23 20:04:21
66380文字
会話率:48%
───ここは『術』と言う魔法に似た文化が科学の代わりに発達した世界───
旅人の少年ユアンは、『中央都市』と呼ばれる都市に向かって旅を続けていた。しかしその道中、諸事情によって食料を全てなくしてしまい餓死寸前の状態まで追い込まれてしまう。
そんな彼を救ったのは、まだ年端も行かない幼い少女だった。その恩を返すためユアンは少女の旅に同行する羽目になったのだが、どうやら彼女は人には言えない事情を抱えているようで……。これは様々なキャラクター、様々な『術』、そしてユアン=バロウズと言う一人の少年の人生を描いた、王道バトルファンタジーです! ※ギャグ・ほのぼの・恋愛5割、バトル&シリアス5割ぐらいでやっていけたらいいなと思っています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-02-18 16:00:00
147920文字
会話率:31%