池田松男は裕福でない専業農家に生まれ小さい頃から朝と晩の
新聞配達のアルバイトをして小遣いにしていた。それでも、
めげずに勉強をして中央大学商学部の夜間部に入学して卒業した。
小さい時から愛想が良く、人なつっこい性格のため友人も多く
、
その性格を利用して保険会社の営業部に就職して営業活動を始めた。
入社3年目にして多摩営業所での契約件数トップになり新しい
顧客の輪が広がっていき接待を通じて相手の懐に入り世田谷営業所
の所長まで出世したが2000年の不況でリストラの嵐が吹き部下を
退職させられす自分が早期退職して飯能の小さなアパートに移った。
その後、近くに幼い兄弟が引っ越して来て、松男の人なつっこい笑顔と
優しさにひかれ、母が帰る夜8時まで松男に家に来て、おやつや夕飯を
食べるようになり、幼い娘がお母さんと結婚してと突然、言われた。
後は、読んでのお楽しみ・・・折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-01-30 08:32:45
56239文字
会話率:3%
東京郊外のとある森。狸の女の子コザクラは、溺れていたところを人間の男の子、賢治に助けられ、彼にすっかり懐いてしまった。しかし、野生動物を飼うわけにいかず怪我が治った後、コザクラは森に帰される。その翌日、コザクラは狸の長老から化け玉を授かっ
た。化け玉はそれを持つ狸に変身の力を与える秘宝だ。そして玉を飲むと神通力を発揮できるらしいが、一度飲んだら死んでしまうと言われている。一緒に化け玉を授かった幼なじみのボタンと共に、コザクラは玄武神社へ向かった。御神木が枯れた原因を調べるよう長老から言われたのだ。そこでコザクラは意外な人と会う。賢治だ。賢治の叔母の桜は樹医をやっており、神社の依頼で神木を看にきていたのだ。賢治はその手伝いである。人間の姿で賢治と再会したコザクラは淡い恋心を抱いてしまった。
これは小説ではなくアニメ用のシナリオです。
シナリオスクールのコンテストに応募して落ちた作品です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-10-15 13:05:40
22771文字
会話率:63%