皇紀2605年(晶和20年)、皇島国は第一次太平洋戦争を大逆転勝利で終える。その立役者は、戦神機「建御雷」とその操縦者進藤直登。
戦神機とは操縦士の潜在的な霊力を増幅し、念信・念動・障壁・発火能力を発揮する人型兵器である。
それから約
100年にわたり、皇島国はアメリゴ合州国との戦いを断続的に続けていた。国力は疲弊し、民力は低下し、軍の硬直・官僚の不正は蔓延し続け、それでも戦神機があるがために皇島国は勝利を続ける。
勝てば勝つほど、貧富や身分の格差は大きくなり、差別主義・民族主義は強まっていく中、進藤の曾孫、神藤洋一郎は大きな疑問を感じながらも、軍学校を卒業し、出征する。
皇紀2701年(晶和116年、西暦2041年)5月、皇島国はアラスカ州都ジュノー攻略を開始。
洋一郎は最新鋭の戦神機、凱号零式の操縦士として出撃する。
しかし、無敵の戦神機部隊も、待ち構えていた無人戦闘機のレーザーによる集中攻撃で多数破壊されてしまう。大破し無人となった隊長機から謎の念信を受け取った洋一郎は、救助に向かい、その機内の封鎖空間から謎の少年兵を見つける。そして、自分の機体、零式にも隠されていた副操縦席にその少年兵・・・実は少女を乗せ、ともに戦うことになる。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-06-09 19:16:52
212659文字
会話率:46%
それなりに善良に一生をまっとうしたオッサンが、地味なチートをひっさげて異世界転生することに。若返った凡人のオッサンは少女達と出会い、共に旅をしながら、国々へと小さな足跡を残していく。
これは英雄譚などではない。世界は救わないし、赤の他人
を助けるために身を投げ売ったりもしない。そんな何処にでもいる小市民が、ただただ身内を守るためだけに異世界に大きな爪痕を残す。そんな、どこにでもありそうな物語だ。
主人公は基本善良ですが、郷に入っては郷に従うタイプで、世界を良くしようとか考えませんし、敵対する者は殺っちゃったりします。苦手な方はご注意ください。
異世界転生テンプレ物をベースに、リアリティ重視の独自設定(のつもり)も混ぜて書いてます。(レベル差ありすぎるとパラメータ差のせいで、結婚できないとか、他にもいろいろ)最終的にはメインヒロイン1人、サブヒロイン複数のハーレム構成予定です。
なお、初小説ですので、温かく見守っていただけると助かります。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-03-10 16:11:18
500886文字
会話率:41%