タマネギの様な丸顔の高校生、守屋士郎《もりやじろう》はある日突然、森の中へ理由もわからないまま転移した。
突如彼の目の前に現れる虫の様な怪物、同い年くらいの女騎士、幾多の文化と時代が混ざった様な街……
異世界……まさにその言葉通りの光景
が彼の目の前に燦然と広がる。
そして彼は、流されるままこの世界で騎士として生活する事になってしまう。
多くの国で使われている食材、タマネギ。
その化身の様な少年は、この混沌とした異世界で生き延びることが出来るのか?
そして、異世界に飛ばされた理由は分かるのか?
成り行きで騎士となり異世界を生きた高校生男子の心をここに書き記す。1枚のタマネギの皮が剥けると信じて…………
<本作品をお読みいただく前のご注意>
本作品は作者のオリジナル小説初作品となります。その為文章、表現力や書き方が至らない点があります。
本作品には残酷、グロテスクな表現、性的な表現が含まれます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-29 18:00:10
141635文字
会話率:49%